ほろほろ写真館−小笠原の巻(1993年9月)−
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青い海
瀬戸内育ちの私は南国の青い海を見たの
はこの時が初めてでした。
飽きる事なく眺めていると、いつの間に
か、心の深い所がこの海と同じ青に染ま
って行くような気がしました。
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南島
小笠原村・父島の近くにある南島。
どこまでも青い海&白い砂。楽園でした。
この頃は船で遊びに行けましたが、現在は
自然保護のために立ち入り禁止になりまし
た。
海に戻れなかった小さなウミガメの赤ちゃ
んの死骸をたくさん見ました。
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船長、ほらを吹く
この方は私が宿泊した民宿のおじさんです。
この船のオーナーでもあります。
ナント、民宿の建物もこの船も、全ておじさんの
手作り。究極のサバイバーです。
先の戦争の時は、乗っていた輸送船が撃沈
され、2千人の人が亡くなり、たった3人生き
残ったそうです。おじさんはその3人の内のひとり。
思い出話をするように、楽し気に話してくれました。
そして、おじさんは今日も出航のほらを吹く
のでした(音は出ないけど)。 |
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浜田、潜る
アウトドアの遊びは苦手だし嫌いです。
でもどういう訳か、ダイビングのライセ
ンスは持っています。
ただしペーパー。15年間で4回位しか
潜っていないし悲しいくらいに下手っぴ
です。
でも小笠原はそんなことを忘れさせてく
れる場所でした。なんたって民宿のすぐ
目の前がこの海です。これはシュノーケ
リングに初挑戦しているところ。
この下は見事なサンゴ礁の世界です |
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白い浜辺
この浜は真っ白な砂が何処までも続いて
います。あまりの美しさに泳ぐことも忘
れ、ただただ見とれていました。
私以外の人達も同じ気持ちだったようで
す。
何もしないこんな時間が人間には必要な
のだと痛感しました。
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イルカと出会う
何度か野生のイルカと泳ぐ機会がありま
した。
のんきそうなイルカの上を、こちゃこち
ゃと必死で泳いでいるのは私と友人。
けっして溺れているわけではありません。
気分的には小谷実香子のつもりで泳いで
いたのですが…
それにしても、この人間たちの余裕のな
さといったら。
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3等客室の人々
行く時はひとりでしたが、帰りはみんなお友達に
なってワイワイと船旅を楽しみました。
手前に見えるのが、船酔い客のための洗面器。
お世話になりました。 |
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さようなら小笠原
小笠原丸が港を出る時に、島中の船が
いっせいに小笠原丸を追いかけ、別れを
惜しんでくれます。これは父島の名物な
のだそうです。
誰にということもなく、ちぎれるように
手を振って「さよなら〜!」と叫び続け
ました。
恋人を残して来たわけではないのに、涙
が止まりませんでした。
さようなら小笠原。
そして、ありがとう…
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